プロローグ
山を始めたのが2013年だから、まだ7年弱のキャリアだ。
それでも当時小学生だった息子も、今年大学に入学する。
一緒に登り始めた息子も中学2年あたりからは、同行しなくなり、その後はほぼソロハイカーとして活動してきた。
とは言っても思い返すと、北アにはいまだ2回しか登ってない(槍ヶ岳と燕岳)。
反面、南アは北岳・間ノ岳・農鳥岳・三峰岳・仙丈ケ岳・甲斐駒ケ岳・薬師岳(鳳凰三山はここだけ)・荒川三山・赤石岳・聖岳等、3000m峰に限って言えば、あと塩見岳を残すのみだ。中央アルプスは木曽御嶽山のみ。八ヶ岳は主峰は多分全部登ったはず。
山行回数は約160回程で、それほど多くない。
そんなキャリアしかないが、漠然と・・かなーり低濃度で漠然と・・・
海外の山に登れたらいいな・・と思っていた。
きっと、一定以上の山をやれば誰でもそう思うだろう。
まどろっこしいので一気に話は飛ぶが・・・(笑)
アメリカ合衆国、カリフォルニアのシエラネバダ山脈にある「ジョンミューアトレイル 」に行くことにしました。
山と道のHPにある「短い休暇でも充分に楽しめるJMTセクションハイクガイド」を読んだのがきっかけで、海外のトレイルを調べてみました。
https://www.yamatomichi.com/journals/8621/
アメリカ・カナダ・ニュージーランド・オーストラリア・ネパール等。
結局はアメリカのジョンミューアトレイルのセクションハイクという結論になりました。
理由としては・・
・他のトレイルに比べて費用面が現実的
・晴天率が抜群に良い
・ヨセミテ、サンフランシスコ(ルーカスフィルムがある!)等観光も魅力的
特に費用面と晴天率が大きかった。
「キリマンジャロにすれば?」という話もあったが、費用・日数、何より技量的に厳しそうなので、断念(現実的に費用・休暇取得が厳しすぎる)。
当初は一人で行く予定だったが、いろいろ調べているうちに不安が首をもたげた。
テントと食料を持って、水は浄水しながら5泊6日で約100km歩く。
日本の山岳のように急斜面のアップダウンは殆どなく、緩やかな峠超えが中心になる。
それでも大荷物を持っての5泊はハードだし、1日約20kmくらいは歩くことになる。
そして自然保護の観点から橋などはなく、場合によってはハードな渡渉があったりするらしい。
アメリカのハイキングは滑落等よりも渡渉による死亡事故が多いといい、数年前にもジョンミューアトレイルで日本人女性が渡渉時に流されて亡くなっている。
特に渡渉は2人以上いると有利だし、各種トラブルにも対処しやすい。
当初息子は乗り気ではなかったが、あれやこれやの説得で遂に折れ、ポーターとして(?)同行することになった。
真面目な話、就職の面談で「大学時代になにをしましたか?」と聞かれて「父親とアメリカのトレイルを衣食住背負って100km歩きました」って・・かなりポイント高いのでは?(笑)
そんな彼も最近は観念?したのか、ランニングや筋トレをやや頑張っている(笑)
そんな計画を思い立ったのが昨年の6月ごろ。
2019年の秋はあまりに忙しかったり、仕事上でいろいろあり、メンタル的に危機的なこともあったが、この計画だけは懐で温めていた。
東京オリンピックの時期を避けて、お盆明けに有給を8日取り、連結12日間の日程だ。
2月21日にネット経由でインヨー 国立森林公園内の「デビルスポストパイルの北」という登山口の許可(パーミット)を取得し、本格的準備がスタートした。
JMT(ジョンミューアトレイル)をきっかけにブログの本格的再開を目指します。
今は旅の準備中ですが、今はネットがあるとは言え、いろいろ複雑なことも多く、今だに「本当に行けるのか?」と思っている程です。
特に「一番の難関」と言われるパーミット取得については、事前準備がないと失敗する可能性もあります。その失敗は「ハイキング開始当日に発覚!」なんて恐ろしいことも起きるかも、という怖さです(^^;)。ですので、頑張って「HOW TO」の要素も盛り込めたらな、という感じの読み物にしていきたいと思っています。
<もちろん、各個人の責任に置いて情報は活用してくださいね>
山を始めたのが2013年だから、まだ7年弱のキャリアだ。
それでも当時小学生だった息子も、今年大学に入学する。
一緒に登り始めた息子も中学2年あたりからは、同行しなくなり、その後はほぼソロハイカーとして活動してきた。
とは言っても思い返すと、北アにはいまだ2回しか登ってない(槍ヶ岳と燕岳)。
反面、南アは北岳・間ノ岳・農鳥岳・三峰岳・仙丈ケ岳・甲斐駒ケ岳・薬師岳(鳳凰三山はここだけ)・荒川三山・赤石岳・聖岳等、3000m峰に限って言えば、あと塩見岳を残すのみだ。中央アルプスは木曽御嶽山のみ。八ヶ岳は主峰は多分全部登ったはず。
山行回数は約160回程で、それほど多くない。
横岳から(息子撮影)
そんなキャリアしかないが、漠然と・・かなーり低濃度で漠然と・・・
海外の山に登れたらいいな・・と思っていた。
きっと、一定以上の山をやれば誰でもそう思うだろう。
まどろっこしいので一気に話は飛ぶが・・・(笑)
アメリカ合衆国、カリフォルニアのシエラネバダ山脈にある「ジョンミューアトレイル 」に行くことにしました。
山と道のHPにある「短い休暇でも充分に楽しめるJMTセクションハイクガイド」を読んだのがきっかけで、海外のトレイルを調べてみました。
https://www.yamatomichi.com/journals/8621/
アメリカ・カナダ・ニュージーランド・オーストラリア・ネパール等。
結局はアメリカのジョンミューアトレイルのセクションハイクという結論になりました。
理由としては・・
・他のトレイルに比べて費用面が現実的
・晴天率が抜群に良い
・ヨセミテ、サンフランシスコ(ルーカスフィルムがある!)等観光も魅力的
特に費用面と晴天率が大きかった。
「キリマンジャロにすれば?」という話もあったが、費用・日数、何より技量的に厳しそうなので、断念(現実的に費用・休暇取得が厳しすぎる)。
当初は一人で行く予定だったが、いろいろ調べているうちに不安が首をもたげた。
テントと食料を持って、水は浄水しながら5泊6日で約100km歩く。
日本の山岳のように急斜面のアップダウンは殆どなく、緩やかな峠超えが中心になる。
それでも大荷物を持っての5泊はハードだし、1日約20kmくらいは歩くことになる。
そして自然保護の観点から橋などはなく、場合によってはハードな渡渉があったりするらしい。
アメリカのハイキングは滑落等よりも渡渉による死亡事故が多いといい、数年前にもジョンミューアトレイルで日本人女性が渡渉時に流されて亡くなっている。
特に渡渉は2人以上いると有利だし、各種トラブルにも対処しやすい。
当初息子は乗り気ではなかったが、あれやこれやの説得で遂に折れ、ポーターとして(?)同行することになった。
真面目な話、就職の面談で「大学時代になにをしましたか?」と聞かれて「父親とアメリカのトレイルを衣食住背負って100km歩きました」って・・かなりポイント高いのでは?(笑)
そんな彼も最近は観念?したのか、ランニングや筋トレをやや頑張っている(笑)
ジョンミューアトレイルの景色
そんな計画を思い立ったのが昨年の6月ごろ。
2019年の秋はあまりに忙しかったり、仕事上でいろいろあり、メンタル的に危機的なこともあったが、この計画だけは懐で温めていた。
東京オリンピックの時期を避けて、お盆明けに有給を8日取り、連結12日間の日程だ。
2月21日にネット経由でインヨー 国立森林公園内の「デビルスポストパイルの北」という登山口の許可(パーミット)を取得し、本格的準備がスタートした。
JMT(ジョンミューアトレイル)をきっかけにブログの本格的再開を目指します。
今は旅の準備中ですが、今はネットがあるとは言え、いろいろ複雑なことも多く、今だに「本当に行けるのか?」と思っている程です。
特に「一番の難関」と言われるパーミット取得については、事前準備がないと失敗する可能性もあります。その失敗は「ハイキング開始当日に発覚!」なんて恐ろしいことも起きるかも、という怖さです(^^;)。ですので、頑張って「HOW TO」の要素も盛り込めたらな、という感じの読み物にしていきたいと思っています。
<もちろん、各個人の責任に置いて情報は活用してくださいね>