Clouds Rest〜雲の上で

ヤフブロから移行(旧ハンドル:いぬどし)。 基本登山を中心とした山行記録、ギアなどの話。そのほか雑多な記事を書きます。

2018年07月

みなさん、こんにちは。

ブロ友さんには、もうアルプスを攻めまくっている方が目白押しでうらやましい限りです。
私は8月に入ってから南アを予定してますが、その前に全然登れてないので、ちょっとビビってます(汗)

さて、5月の谷川岳レポですw

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7:33天神平(RW駅)→7:48天神峠(リフト)→8:35熊穴沢避難小屋→8:44発→10:07肩の小屋→10:26トマの耳→10:46オキの耳→11:00昼食→11:48発→12:15肩の小屋→13:23熊穴沢避難小屋→14:03天神平

今回は義兄夫婦と3人での登山です。

幾つかの候補があり、当初は大源太山(谷川連峰)を予定してたのですが、いろいろあり、谷川岳ロープウェイコースになりました。

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谷川岳は3回目。
ロープウェイ天神平コースは2回目です。

天気は上々。
ロープウェイなのでスタートは遅めですが、気持ちの良いスタートです。

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天神平到着!!

で、今回はリフトで天神峠へ!!

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天神平からだと、樹林歩きスタートになりますが、天神峠からだと結構な絶景から、ゆるい尾根歩きでスタート出来ます。
これは結構良い選択肢ですね!!

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こんな道です。

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コイワカガミ

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5月なので残雪ありです。

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写真が少なく・・いっきに進みます(笑)
西黒尾根よりは楽ですが、そこそこ長いなぁ、と思いながら登りました。

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5月の日曜日、晴れの谷川岳・・なかなかの賑わいぶりです。

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綺麗な稜線。
ほんと2000m以下の山とは思えませんよね。

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雪はたっぷり残っています。

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似た様な写真ばかりですが、思わず振り返って写真を撮ってしまいます。

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おお?

雪渓が見えてきました(^^)

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ロープが張ってありますが、思いの外の急傾斜です。
万が一滑落しても、死ぬことは無いでしょうが・・・

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どうにか行けそうだったので、登りはノーアイゼンでクリアしました。

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肩の小屋に到着。

義兄夫婦は私なんかよりハイグレードなので、気兼ねせずお互いマイペースで登ります。
今回は義兄が調子良く、がんがん登ってました。

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まぁ楽勝気味で登頂!!

なんて書いてますけど、この時は手術前のラストの登山だったので・・・

左目、ほぼ見えてないんですよね。
我ながらなんというか・・・完全に・・


ですよね。
自分でもこれは認識して過ごしてましたが・・・

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平標山方面の尾根ですが・・・
ここ歩くことあるんだろうか?
車回収が面倒だ・・・

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白毛門側。
まぁ、ほんと素晴らしい景色。
そして馬蹄形縦走・・・もう完全にやる気ありません(やっても1泊)。

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オキの耳の写真をすっとばし、神社の奥に進みます。

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この辺りのテラスでご飯休憩。
山頂付近は混雑しているので、谷川岳ではこのあたりが静かで良いです。
写真は最近凝っている、鶏胸肉ハム。
いわゆるサラダチキンですね。
結構簡単に作れるのでおすすめ。

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義兄の淹れてくれた本格ドリップコーヒーを頂きます(^^)

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トマの耳に人が見えます。

しかしまぁ、ほんと谷川岳ってスヴァらしい山ですよね。

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さて、帰り・・・
義兄が西黒尾根で帰るか迷います。
でもロープウェイのチケットがもったい無いんで、素直にピストンです。
西黒尾根は上りしか経験ないので興味ありましたが、なんかきつそう(笑)

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雪渓の下りは、スパイク着用です。
中には、滑り止めを持ってきてない登山者も多く、みなさん、ずりずりしてました。

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そんなこんなで、久々の谷川岳は充実した気分を味わいました。

先にも書きましたが、目の手術を控えていて、精神的にも非常にキツイ日々でした。
片目が見えなくても登れますし、実際、慎重に歩くので転倒したりする事も正常時より少ないと思います。

ただ、実際は神経を使う部分が大きすぎて、レポートの中の様に実は「楽しくない」んですよね。

「このくらい大丈夫!」「体力や筋力を落とさない様に!」とかいうお題目を拠り所に登ってました。
だから反省とか教訓を述べる訳では無いのですが・・・

誰かが言ってましたが、登山者はセルフィッシュ(自己中心的)なんですね(^_^;)

次回は「富士山麓ウロウロシリーズ」です!

みなさん、こんにちは。

やっとGW山行のレポです。
もはや周回遅れも定番化しつつあります。

目の手術も終わり、これからは追いつく算段です(ほんとか?)。

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5:13梅ヶ島温泉→5:22安倍大滝入口→5:53安倍大滝往復→7:05/1326m地点(15分ロスト)→8:40奥大光山→8:53発→9:21大笹ノ頭→11:00バラの段(途中で食事、おおよそ20分)→11:35安倍峠→13:15梅ヶ島温泉

さて、GW定番の安倍奥。
相変わらず人が少なく、地味だけどピリ辛(激辛?)の山域でした。
今だから言えますけど(?)片目がほとんど見えない状態で登る山ではないですね(曝)
人の少ない荒れ気味の山は、ある意味大キレットより(行ったこと無いけど)怖いです。


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梅ヶ島温泉の駐車場から、少し歩き、登山口の吊り橋を探します。

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幾つかの吊り橋を渡りますが、吊り橋が苦手では無い私でも、結構怖いレベルでした。

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まずは安倍の大滝へ向かいますが、途中こんな土砂崩れ後も。
南アルプス全体が地殻変動?が活発で雨も多いために、こんな感じになるんですね。

そういえば、7月豪雨で北岳の大樺沢も大打撃で、地形がかわってしまったそうです・・・

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安倍の大滝。
思ったより大滝でした。
鬱蒼としてなんか嫌な雰囲気です。

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戻って、奥大光山へ向かいます。

奥大光山

なんて読むかわかりますか?

調べてみて度肝を抜かれました。
珍名百名山があったら必ず入るでしょう。

答えは・・


おくおおぴっかりやま

光岳の親戚みたいなものでしょうか。
ぴっかりですよ?びっくりです。

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ここからは、はっきりって嫌ーーーなザレザレ急登です。

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でも、景色は時よりいい感じです。
右が八紘嶺で、とんがりが大谷嶺?左が多分山伏(やんぶし)です。

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途中こんな檻がありますが、→の方向に進みました。

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後から撮った写真ですが、檻の手前です。

つまり・・・

ロストしました(>_<;)

奥まで行くと、道が無い・・・
もちろん引き返しましたが、無理に行けば本格的な道迷いに発展する怖い雰囲気満載でした。

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ちゃんとルートに復帰。
この日は体調いまいちで凡ミスをしてしまいました。
でも、一回もこけなかったです(笑)
こけるとやばい道盛りだくさんでした(^^;)

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地図上の1326m地点付近。
ここまでの道はなんていうか・・・
適度に荒れてて、ザレててほんと難儀する道でした。
下りには使いたくない・・・
でも、そこそこロープもあり助かります。

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さて・・・核心部?のキレットです。
行ったこと無いけど、本場大キレットみたいな華やかさは皆無です。

ひたすら面倒な道が続きます。

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高度感はありませんけど・・・
足場が悪いのなんの・・・

左目がほぼ見えないので、異常に慎重に進みます。
それは幸いしてか、ホント一回も尻餅も転倒もありませんでした。

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似たような写真が続きますが、登山やるひとならこの「面倒感」がわかることでしょう。

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荒れてますよね(笑)
でも、行く先には光が!?

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はい!!

おくおおぴっかりやま登頂!!

地味ながら青空が出迎えてくれました!

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何気に富士山が近いのです!!

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ここからはしばらくメルヘンな稜線です(^^)

なんとなく奥多摩な空気が感じられます。

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ここで一息。

今回、新しい試みとして「ロカボ低カロリー登山」を試してみました(バカ)。

ソイジョイ系のバーとアサリ汁とおにぎり一個を行動食として持って行きましたが・・・命の危険を感じました(バカ)。

この休憩時には、すっかり消耗していたのですが、おにぎりを食べたら復活!!やっぱ米は最強だ!と感心しました・・が、あと1個くらい持って来ればよかったと心底思いました・・

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さて・・・この地点からまた辛口ロードになります。

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この下りが恐ろしい(嘘)

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ほんと、こういうの嫌ですよね(^^;)

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そして今日イチの絶景ポイントです。
安倍峠側から登ってきた人が、ここでご飯食べてました。

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さぁ、あとはゲキ下りです!!
足が疲れているところに、このザレ傾斜!!
攻めてくる山域ですね!

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やっとこ安倍峠まで下りてきた。
これでとりあえず生還です(この時はほんとそう思った)。


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ここからしばらくは心和むファンシーロードです。

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安倍側源流。

唐突に湧き出ている地点です。

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何回か渡渉を繰り返して進みます。

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車道に出てひたすら歩き、八紘嶺登山口を通り越し、さらに山道を下ること・・・安倍峠から2時間弱・・・やっと下山です。

しかし、この山域は人が少なく、GWにはうってつけです・・・
が、結構マニアックで登山の能力が試される山域でもあります。

安倍奥塗りつぶしはこれからもやっていこうと思ってます!
そうそう七面山まだなんですよね。
宿坊泊まってみたいです。

次回は・・・谷川岳です!


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