ひらさんからのお誘いで、憧れの難コース、八ヶ岳/真教寺尾根から赤岳、県界尾根で下山!に行ってきました。
このコースはブロ友ゆうゆうさんのブログで知り、そのハードさに「いつか!そして一泊で(笑)」と目論んでいました。
でも、事故も多いと聞くこのコース、一人で行く勇気が持てなかったのですが・・今回ベストシーズンにベストなタイミングでお誘い頂き、登ってきました。
メンバー紹介!
ひらさん
言わずと知れた長野のゴッド
tammaさん
若手ナンバーワンの健脚、週に8回八ヶ岳に来ているらしい
nobuさん
初めまして・・山のお花に関する執念と知識がすごい
もろーさん
山歴数十年のスレンダーダンディ、脚力もすごい
おっくんさん
秩父にお住まいの熟年ダンディ、凄腕感が半端ない
でこさん
おっくさんの奥様、終始安定した佇まいで夫をサポート!?
レンレンさん
長野隊、実は前に日向山登山でお会いしている
いぬどし
最近めっきり鎖場や岩場が怖くなってきてる
そして実は今回、山行は117回、なんと赤岳で200座(のべ)登頂になる記念すべき山行でありました。
4:30清里ハイランドパーク→5:30賽の河原→5:42発→7:03牛首山→7:16発→10:49赤岳山頂(ランチ)→11:48発→13:30大天狗→14:38小天狗→15:16県界尾根登山口→16:30清里ハイランドパーク
行動時間11時間半・・・グループ登山とはいえ、何気に自己新記録です。
朝4時に清里ハイランドパーク下の駐車場に集合。
2台に分乗して、登山口まで移動します。
ヘッデンスタートです。
しばらく行くと・・
しばらく歩くと、左折。
でも、この道は山と高原地図にはありません。
笹の朝つゆ対策でゲイターを装着しますが、刈り払いが行われていて快適な道でした。
すぐにサンライズタイム。
賽の河原に到着です。
大門沢と聞くと大門沢小屋が思い出されて少しブルーになります(笑)
南アルプス方面。
あいかわらず、山座同定が苦手です。
目的地の赤岳、頂上山荘が見えます。
・・・忘れてたけど、あそこまで登るのか!!?
さすがにこういうのもう慣れてますけど(笑)
タンマさんが終始ガイドです。
本気を出せば、1日で蓼科山まで行ける脚力をお持ちですが、、遅いペースに合わせるの大変だろうに、とつい思ってしまいます。
でもまぁ、結構手加減なしのスピードで登っていきますけど(笑)
なんか微妙に崩れてて怖いですが、すっかり定番なので。
牛首山です。
牛首という地名は山に多いですね。
展望のない地味な山頂です。
扇山手前で一旦下ります。
アップダウンですが、まだ体力は大丈夫!
写真の時間関係がバラバラでして・・・扇山から先にスキップです(ノ゚⊿゚)ノ
あの岩、登れるそうです(タンマさん談)。
キターーーーーーー
森林限界を超えたら岩場鎖場だらけでした。
一番手強かったのが、この最初の岩。
なんか、変な角度だったり難儀ですが、まぁ大丈夫です。
うーん、登りたいけど、きっと降りられないだろうなぁ。
鮮やかな青空。
下山時は遠景に雲が目立ったものの、この日は素晴らしい登山日和でした。
はしごも登場しますが、そう難易度の高い道ではないです。
鎖場だと県界尾根の降りの方が危なかったと思います。
阿弥陀岳、カッケーー!!
コルからの急坂具合がよくわかります。
空荷でも緊張したなぁ。
隊のメンバーは強者ばかりなので、スイスイ登っていきます。
私は前述の通り、少し怖がりながら進みます。
そんな中、このアングルは欠かせません!
赤ヘル装着で挑みました。
SAITAMAの文字が光ってますね!
赤岳山頂が見えてきました。
細かく人影も見えます。
今回登頂5回目ですが、地蔵尾根だけは歩いたことがないんですよね。
登頂です!
手ぬぐいも久々登場。
5回目の赤岳ですが、一番天気良かった山頂です。
おのおのでご飯タイム。
nobuさんは普通のコンビニ弁当。そして味噌汁(ボトルに熱湯)。
そっかー、日帰りならそれもありですね。
汁漏れなしで、身の詰まった弁当を買えば・・・参考になります!
行者小屋と赤岳鉱泉が見えますね。
赤岳頂上山荘。
ここでトイレタイム。
佐久側からガスが上がってきました。
さぁ、県界尾根。
あとは下るだけ!!
・・・そんなに甘くはなかった・・・
歩き辛い道に、変な角度の鎖・・手強いです。
しかし、まったくをもって元気な方もいらっしゃいます!(爆)
小天狗?でしたかね。
下り始めは難所や急勾配が多かったのですが、しばらくはゆるやかな尾根歩きでした。当たり前なんですけど・・・・標高が下がらないですので・・
ここから先は・・・
ゲキ下り!!
終盤でのこれはキツイけれど、黙って下る以外に選択肢はありません!
邪悪そうなヤツもおりましたが・・・
無事に降りられました。
この頃になると、西日と標高も低いので暑い😅
ここからはのんびりお花の撮影会をしながら進みます。
お花博士のnobuさんが、かなり珍しい花を発見したらしく、一同テンションが上がったり。
それにしても、高山植物に詳しいってやっぱかっこええわぁ(^^)
大きな山行の時は撮影して、あとで調べるのですが、なかなか暗記出来ないんですよねぇ。山を始めたのが遅いからか?(笑)
はい、ゴール!!
行動時間11時間半・・・そりゃ疲れますよね(^^;)
難コースというのもありますが、やはり「長い!」印象です。
これはソロだと萎えるでしょうね。
そして、やはり先輩方々の脚力を思い知らされる山行でした。
私だって、それなりにやってるつもりですが・・・(笑)
経験は地力になるってことですね。がんばります。
そして八ヶ岳の神童、タンマさんのガイドは秀逸ですね。
いつも笑顔で安心感があります。
八ヶ岳に住んでる(通ってる)だけあり、天候の読みもドンピシャでした。
ひらさんも顔をあわせるのは1年ぶりくらいですが、まぁ出会った頃から変わらないですね。落ちるように下る鎖場での凄技は健在でした。
nobuさんは含蓄もありますが、非常にフレンドリーで常に笑いのネタを提供してくれるムードメーカーでした。
もろーさんは、山行は武甲山周回以来ですが、その健脚ぶりは健在でした。
また、うん10年ぶりシリーズの話は興味深いものばかり。今回のコースも「ここは昔、鎖はなかった」という話を聞くと「・・・じゃ無理じゃん」と思えるほどで昔の岳人のレベルを肌で感じたりしました。
おっくんさん、でこさんご夫婦もほんと健脚で安定感抜群でした。
個人的には秩父話をもっとしたかったです。
レンレンさんも難しい岩場もひょいひょいこなして、なんていうか「ひらさんの弟子」感満載でした!
これだけの大人数で登ることは少ない私ですが、こういうコースはやはり複数人で登るに限る、と思いました。
さて・・・次回は(多分)
埼玉百名山シリーズ(そんなのありません)
棒ノ折山です!