Clouds Rest〜雲の上で

ヤフブロから移行(旧ハンドル:いぬどし)。 基本登山を中心とした山行記録、ギアなどの話。そのほか雑多な記事を書きます。

2015年01月

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皆様、こんにちは。
先週の人形山で呪われた2015年の登山をスタートさせたわけですが、今回は兼ねてから計画してた日和田山周辺低山縦走トレーニングを実行しました。
POINT
・雪がなさそう(装備は持って行きます)
・近い(翌日仕事だし)
・スピード重視(時折走る)
・地図読み&コンパス訓練(重い腰を上げた)
・新軽量ザックデビュー(マウンテンハードウェア24L)
こんな感じです。
地図読み&コンパスについては別記事で紹介したいと思います。

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7:15登山口(東吾野)→7:49橋本山山頂→8:10ユガテ(休)→8:18発→8:34エビガ坂→8:39分岐(偵察)→8:47偵察戻リスタート→9:00スカリ山山頂(休)→9:19発→9:31北向地蔵→9:54物見山山頂→10:23日和田山山頂→11:00下山

自宅を朝5:20に出発。
西武線東吾野駅のパーキングに7時前に到着、準備、出発します。

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いきなりの急登(笑)

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里山らしい、のんびりした登山道です。
全体によく整備された道で気に入りました。

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東面に面した場所に来ると朝日が差し込みます。

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別記事予定ですが、今回は25000分の1地図とコンパスでを使って「現在地確認」という基本をマスターしたいと思います。
今回は5箇所で行いました。
スピード重視登山ですが、この時だけは立ち止まり、納得いくまで繰り返し練習しました。

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しばらくは登っては下りを何回も繰り返します。
体調は問題なく、スイスイ先に進みます。

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やがてこんな標識が・・・
迷うことなく男坂へ向かいます!
登り切ると・・・

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橋本山登頂です!!

って、橋本山知っている人いますか?
山と高原地図にも25000分の1地図にも載ってません。
麓の橋本さんが、看板を立てた可能性も否定できない知名度です。

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しかし!その地味さとは裏腹に、なかなかの景色でした!
これは奥秩父方面でしょう。

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パーフェクトな逆光です。

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そして「ユガテ」に到着です。

なんとも不思議な名前ですが、調べたら由来がわかりました。


草津とじゃんけん、というくだりがいい味出してます。

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休憩。
ランチパックと熱い紅茶がベストマッチ!

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ありがたいことにトイレがあり、非常に手入れが行き届いてます。
売店があるわけでもないのに、トイレやらベンチテーブルやら・・登山者にやさしい「ユガテ」です。

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スカリ山に登るためにエビガ坂方面へ。
民家の軒先を通ります。

すると・
「がさっ」

と物音が!!
びっくりして確認すると・・


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猫でした(爆)
気を取り直して進みます。

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奥武蔵らしい杉林を進みます。

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エビガ坂に到着。
ここまで誰にも会っていません。
スカリ山の下山時にひとりすれ違ってから、日和田山下山まではひっきりなしに登山者に会いました。
スカリ山は最近では密かなブームですが、それでもここまで来ることはあまりないのかもしれません。
それに公的な道標は皆無で、登山者の手作り看板?みたいなものしかありません。

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さぁ、分岐です。
4差路になっているのに鎌北湖方面と来た道のユガテ方面の道標しかありません。
そうなんです。スカリ山は破線ルートなのです。
これも地図読みの訓練の一部です。
トラバースっぽい道が明瞭ですが、道標裏の直登コースも踏み跡があるようです。

正解は「地図読み編」でお送りします。

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さっきの分岐からものの10分ほどで・・

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今日の大目標、スカリ山登頂です!
この手作り感満載の「スカリ山435m」・・・いいですねー(^^)v

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ベンチもあります。

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(多分)奥多摩、奥秩父方面。

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武甲山も見えます。
北斜面に雪が付いてますね。

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ここではおにぎりと紅茶の相性を実感!
予報通りこのあたりから風が強くなってきました。

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下山です。

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山に「入口」って面白いですね。
通常はここから登りますが、今日は反対ルートからです。
こっちからの方が迷わず行けますね。

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北向地蔵着。
ここから先は一度反対から歩いてますので一安心です。

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一気に物見山。

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途中の一般道路。
自転車やマウンテンバイクの人も多く見かけました。

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はい、日和田山。
ここでは強風が吹き荒れていて誰も休んでませんでした💦

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おきまりのスカイツリー。

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これは日和田山の金刀比羅神社からの眺め。
富士山の頭が見えます。
丹沢方面がよく見えます。

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男坂を下山。
これは登る方が楽しいですね💦
さすがにポールをしまいました。

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下山です!!

もう少し時間がかかるともいましたが、思いの外早く下山できました。
コース上のコースタームは4時間05分、実際のタイムは3時間45分(休憩込み)。
これはエビガ坂~スカリ山~北向地蔵のタイムは入ってませんから、実質45分ほど、休憩を除けば1時間以上早く歩けたと思います。

お手軽里山なコースですが、とても良い山でした。
日曜日のトレーニングには最適です。

また、地図とコンパスの練習も出来たので、これも収穫でした。
ただ、本当の実践にはまだまだだと思いますので、またトレーニングしたいと思ってます。

それでは次回は25000分の1地図とコンパスを使用した地図読み編をお楽しみに~。

そんなこんなでやっとこ稜線にたどり着きます。
タワ尾根という長~い尾根の端っこあたりです。

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打って変わってなだからな平和な道です。
右手に広葉樹で左手に針葉樹。
間を歩けば問題ありませんが、道に迷いやすいポイントらしいです。

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ネットのレポで良く見かける「でべそ」登山道のすぐ脇にあるので見逃しようがありません(笑)

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有名?な「ミズナラの巨木」にたどり着きました!
情報通り、途中から裂けてしまってます。
痛々しいですが、これも自然の摂理なのでしょう。

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あちこちに巨木があるのでウロに入ってみた図。

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こんな風に時折太い木が現れます。
天気も良好。風もあまりなく、穏やかな冬晴れです。

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人形山登頂です!!
奥武蔵に通じる地味なピーク(笑)
それでも冬枯れの向こうに広がる山は深さを感じました。
奥多摩・・いいですね!!(近いし)

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ミズナラまで戻りご飯です。
状況みて金袋山まで行きたかったのですが、登りのストレスで気力が失せたのも事実です。穏やかな山頂までの道でしたが、途中は下りのことで頭がいっぱいでした。

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なんと帰りに「一石山」のピークが!!
行きには気がつかなかった、というか「気付かれる気がない」といってもいい。
完全に自然に溶け込んでます(笑)

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さぁ、問題の下降点です。

①来た道をそのまま戻る
→考えた挙句①を選択。とにかく慎重に。登っているときは「ここを下るときはきつい」下っている時は「ここを登るのはきつい」と思うもの。

②通行止の小川谷林道方面へ降りる
→崩落している落石の巣の真下を通るのであまりにリスクが高いと判断。

③タワ尾根を進み、酉谷山方面へ迂回する
→技量、体力的にも日帰り不可能な距離だし、避難小屋泊の装備もないのである意味一番危険。

食事もして、気力も戻って来た。
荷物も軽くなったし、不要な水を一部捨てたりした。
息子と固く手を取り、気合を入れる。

<<集中してたのでしばらく写真なし>>

熟慮した判断は自分はシングルポール、セオリー通りに重心を意識して、腰を引かず、前のめり過ぎず、ポールを使った三点支持で。
息子は両手フリーで露出した岩や根っこをグリップしながら、これも三点支持で。
先行は自分。
落ち葉の下の石や根っこ、踏み抜きを確認しながら、声がけしていく。
間際らしい枝を払ったり、足元の落ち葉をポールで掃除したり、ゆっくり下る。思ったより難しくない。

やがて針葉樹の森に入る。
「あれ?こんなところ通ったかな?」と息子と話す。
下降点からしばらくは見覚えがあったが、そのあとは確か階段のある最恐岩ミックスだった筈。

道迷いは勘弁と地図を確認するが、問題はなさそう。
針葉樹の中なので作業道かもしれない。
再度地図を確認すると、このまま下っても必ず林道に出る地形だ。
道も明瞭なので、最悪登り返す選択肢も・・・

なんて考えていると・・・

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つまり、一番最恐ポイントをスキップしてしまったのだ!
拡大するとこうだ。

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確かに登りの時、ここで一瞬迷った。
左は見た目作業道っぽいし、石段がある方が正解に思えたのだ。
石段の先には例の階段があり、まさか左が正解でここまで戻るという考えは浮かばなかったのだ。
よく見ると棒が立てかけており、ここに地味な道標があって、最近壊れてしまったのではないか?わからん。

これは熟練者なら地図と現場の見た目で判断できるのだろうか。
25000分の1地図を見てないのでわからないが今度検証してみよう。
ネットの情報だけではバツ・・・常套句だけど確かに小川谷林道が通行止めになる前のレポは通常ルートばかりで参考にならず。破線ルートのレポもこの分岐の記事は見当たらなかった。

何はともあれ一番の難所を抜けたことに安堵し、それでも気を引きしめて下山する。

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燕岩下の落石の巣。
夥しい数の岩が!!
恐ろしい!

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はい、下山しました~。

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そして定番「日原鍾乳洞」を見学。
実は息子が2、3歳の頃に来てるのだが、さすがに覚えてないらしい。
そして大人700円、中学生500円もの大枚を叩いたのに大して興味が無いらしく、拍子抜け。洞窟は男のロマンだと思うのだが。
そういえばここで数年前25年間行方不明だったダイバーが遺体で見つかったことを思い出した。山も怖いが水も怖い。


今回の山行は思いの外、怖い思いをしてしまった。
昨年の棒ノ折山、仙岳尾根の怖さに近いが今回の方はsoスケアリーだった。
事前準備や情報収集を怠った訳ではないが、装備という面では手抜かりがあったことは否めない。スリングを数本とカラビナだけでも、いろいろ使う場面はあったかもしれないし、細引きすら十分な長さを持っていなかった。
それと、不安定な場所では、ザックから荷物を取り出すのも危ない、ということを知った。この辺りの感覚はきっと忘れないだろうと思う。

ともあれ、2015年の山登りがスタートしました。
今年は昨年よりは「いぬどし隊」としての活動は少なくなると(部活~)思いますが、できる限りいろんな活動をしたいと思ってます。
よろしくお願いいたします🎵

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みなさんこんにちは。
年初めの登山、思い思いの「これぞ!」という山をセレクトして、清々しい気持ちで頂に立った事と思います。
そんな中我々はどうしてこうなってしまったのか・・・

「人形山(にんぎょうやま)」

という奥多摩の不吉な名前?の山をセレクトしました。
詳しい経緯は長くなるので割愛しますが、もともとは三峰三山の妙法ケ岳の奥の院に行く予定だったのです。が、私と息子以外の家族が不参加となった為に、せっかくなら未踏の山に。。とすったもんだした挙句苦し紛れに決定した山でした。目玉は「ミズナラの巨木」2013年に一部折れてしまったみたいですが、ここを目的としたハイキングのレポートはよく見かけます。

前日息子がまる1日部活練習だったので、コースタイムの短い山ということで最終的に息子が決定しました。
が、事前調査で通常ルートが落石によって通行止め、この山へ登るには破線ルートを経由してしか登れない、ということでした。
それでも、ネットでは「破線としては入門者向け」「道迷いの心配はない」という情報があったので、決定しました。

しかし・・・私の登山歴(1年7ヶ月(爆))の中でも、間違いなく最恐の登山道だったとはこの時知る由もなかったのです。

<<もしこのルート(タワ尾根)方面に行く方がいらっしゃいましたら一読されることをお勧めします!!2015年現在>>

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8:02日原鍾乳洞駐車場→9:41ミズナラの巨木→9:51人形山登頂→9:58ミズナラの巨木(休憩)10:23発→10:43一石山→11:45日原鍾乳洞駐車場

奥多摩の山は2回目、大晦日に来ているのと、日原鍾乳洞にはこれまでも何度か行っているのでスムーズに登山口まで到着。
日原鍾乳洞の駐車場に停めますが、当然車はゼロ。きれいなトイレがありましたので用を済ませて出発します。

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一石神社の階段を登っていきます。
これも事前に調べておいたので迷わず進みます。
ここで1名の熟年登山者さんとお会いします。
酉谷の避難小屋経由で縦走するとのこと。人形山から先は破線ルートで、近年行方不明者も出ている場所。それを考えても「この人なら大丈夫だろう」というマスター的なオーラを纏っていました。「どちらまで?」と聞かれたので、恥ずかしながらも人形山、と正直に答えました(笑)

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深い谷になっているので、まだ日が当たりませんが、大迫力の燕岩です。
落石の宝庫らしく、先の駐車場から先、小川谷林道は通行止め、故に破線ルートからの登山道のみしか人形山、タワ尾根にはアクセス出来ないのです。

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人形山の奥の「金袋山(きんたいさん)」の表示。人形山より「ミズナラ」の方が通りが良いのかこんな道標です。

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ちょっと進むと、ちょっと迷う分かれ道に出ます。
登山者は緑矢印からやってきます。
ここで何の気無しに右に行くと不正解です(行ってないのでわかりませんが)。黄色矢印にちょっと進むと・・・

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このようにリボンが出てきます。
迷った時は「プチ偵察」。。大切ですね。
でもって、この上の写真、当然直進ではなく右上方向です。

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そのあとは迷う箇所はありませんが、落ち葉に覆われていてます。
傾斜のきつい箇所もあり、滑るとアウトなので、ポールで落ち葉の下(谷側)に踏み抜きそうな場所はないか確かめながら進みます。

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陽が出てきました。
こういう不安げなルートの時、太陽光が差すだけでも気分的に違いますね。

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尾根に上がったところにいい感じのベンチがあります。
破線ルートなのにありがたいです。
30分ほどしか歩いてませんが、ここで小休止。
熟練登山者の方にはここで、先に行ってもらいます。
(今思えば付いていけば良かった💦)

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燕岩上部と思われます。
尾根道ですが、意外に険しくゆっくり登ります。

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何気なく撮った1枚のショット。
お気づきでしょうか?

赤丸の中ですが・・・

怨念に満ちた人らしき顔が!!




というのは冗談で、このポイントが下山時、重要なポイントであることがわかる場所なのです。

そして先に進むと・・・

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こういう階段が幾つか出てくる箇所に差し掛かります。
写真ではわかりませんし、他に写真を撮る余裕もなかったのですが、さっきの赤丸写真から先、稜線の尾根に上がるまでのこの道・・・
とんでもなく怖い最恐破線ルートだったのです!!

文字でしか表現できませんが・・

トンデモナイ傾斜に階段の上には小石混じりの泥と落ち葉、落ち葉をポールで掃除しながら進むも、後方にバランスを崩したらはいおしまい、という緊張感。階段の写真だけ見ると遊歩道的な一種メルヘンを感じるデザインですが、手すりが太くて掴みにくい!!

そして、最後から2番目の階段を上りきったところ・・・
((写真なくて恐縮ですが))

一体どうやって登るんだ!?こんなところ!?

という場所。
急傾斜の階段を登りきり、次の階段が見えているのですが・・・
足場が見えないほどの大量の落ち葉が、傾斜20度くらいに敷き詰められている。距離は目測5-6m程。途中足を滑らせたら自然には止まらない斜度。
いつも強気の息子の口から「ここを降りる自信がない」との発言。
確かにここを突破しても下りはその何倍も難しい・・・帰り道もここだけ。
とりあえず、小川谷林道に抜ける通行止の道も視野に入れつつ、ここを突破することを考える。

まず先行してる息子の判断で、ポールを自分が受け取る。
そこから両手両足で露出している岩を掴み、クライミングの手法で登り切る。
今思えば、10mくらいの細引きを携行していえば、ザックを降ろして、上りきったところで引き上げる選択もあった。
最近色々な慣れから、装備をダイエットしてしまっていたことを強く反省せざるをえない。

自分は右肩のこともあり、直登は断念。
足を滑らせたら、左手だけで体重を支えるのは困難と判断。
左側からトラバースして登るルートがあるので、そこを進む。
左の谷側におちたらアウト、見た目50cm以下の幅の大量の落ち葉の上を慎重に歩く、アドレナリン全開。
そこから、岩場を伝って息子のいる階段まで登り切る。
もはや登山ではなく「ギャンブル」だ。

そこからのハードな道が続いたが、無事に尾根に出ることが出来た。

頭の中は「???」でいっぱいだった。

我々のスキルは熟練とはまで行かないまでも、未熟、とは言えないと思う。
今通過した道は、熟練者でもかなり危険なのではないか?
さっきの達人的な人も避難小屋泊の荷物をもって、ここを通過したのか?
四阿屋山のつつじ新道の鎖、裏妙義のチムニー、棒ノ折の仙岳尾根、はたまた岩山の猿岩より危険な道なんてあっていいのか?
ましてや下りの危険度と言ったら・・・

どうやって下山すればいいのか?
こんなこと真剣に考えたのは初めてだった。

①来た道をそのまま戻る
②通行止の小川谷林道方面へ降りる
③タワ尾根を進み、酉谷山方面へ迂回する

さて、どうすればいいのか?

つづく





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ついに発表!!
今年の登山計画です!!
(内容と写真は関係ありません)

とは言ってもスケジュールを組んでいる話ではありませんので、全部達成出来るかどうかはわかりません。

①北アルプス/奥穂高岳・前穂高岳・涸沢岳
実現確率90%

前にも書きましたが、涸沢からピストンで奥穂&涸沢、同じくピストンで北穂の予定です。北穂から奥穂への稜線は避けることとします。
2014年の槍ヶ岳に続く「大目標」なので実現確率は高めです。
テント泊予定です。

②北アルプス/前穂高岳
実現確率50%

岳沢小屋で1泊キャンプで重太郎新道をピストン。
吊尾根は行きません。

③南アルプス/仙丈ヶ岳・甲斐駒ケ岳
実現確率70%

麓にベースキャンプを張り、仙丈ヶ岳、甲斐駒ケ岳の順番で2泊で行きたいと思ってます。麓の小屋で家族(妻・母)を待機させようと思いますが、上高地と違って流石に飽きる?!

④南アルプス/北岳・間ノ岳
実現確率40%

肩の小屋まで上がってベースキャンプとして、翌日間ノ岳ピストン。
同じ場所にテント泊して、翌日下山。
このプランだと八本歯のコルに行けないので迷うところだけど、テント装備で行くのはなんか怖そうなので無理しない。
ただ、体力が心配なので今年やるかどうかは日程のことも含めて分からない。
やるなら仙丈ヶ岳を優先します。

⑤両神山八丁尾根
実現確率90%

昨年私の扁桃腺炎のおかげで延期となった「チェーンゴッドひらさん」プロデュースの2年越し企画。すごい楽しみだが、怖そう。

⑥網笠山~権現岳~キレット経由~赤岳~阿弥陀岳縦走
実現確率50%

一泊で予定。そこそこハードそうなので小屋泊にしたい。
キレット小屋に泊まる予定。
また、美濃戸口へ下山して観音平へ車を取りに行くのが面倒(笑)

⑦縞枯山スノーハイク
実現確率90%

2014北横岳と同じく残雪期に挑戦。

⑧谷川岳西黒尾根→天神尾根から下山(ロープウェー)
実現確率70%

三大急登初挑戦。
日帰りでソロトレーニングになる可能性も。

⑨尾瀬~至仏山
実現確率60%

ベースキャンプテント泊の練習で行ってみたい。

とりあえず、9個書いてみました。
その他日帰り等で行きたい山てんこ盛り。
奥多摩のエビ小屋山とか蕎麦粒山とか変な(?)山行も考えてます。

とにかく安全第一で楽しくいきたいと思います!!

あけましておめでとうございます🎵
本年もよろしくお願い申し上げます。

タイトル通り、昨年の山行ベスト5を振り返ってみたいと思います。
ベスト5に漏れた思い出深い山は追って記事にしたいと思ってます。

第5位
日向山(山梨県北杜市)
10月25日

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ひらさん率いる長野隊と私率いるいぬどし隊+2のコラボ登山でした。
山行としては昨年1、2位を争うくらいの軽い山歩きでしたが、そのお手軽さと対照な絶景ぶりに複雑な思いを抱いた山でした。
地味な登りを抜けた後のカタルシス。
八ヶ岳から甲斐駒ケ岳、富士山と贅沢極まりない絶景。
異様とも言える美しさの石灰岩の白。
そこに絶頂を迎えた紅葉との色彩のフェスティバル。
ずるい!ずるすぎる絶景!!
本当は3位に入っても良かったのですが、ずるいので5位です(笑)

第4位
編笠山/権現岳(山梨県富士見町)
6月21日

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槍ヶ岳登山のトレーニングとして登った山。
海抜0mから日帰りで2715mまで登り(自分としては)ロングコース&タイムのまさに「トレーニング」な山行でした。
天気は終始曇りで登山としてはイマイチな日和でしたが、何よりソロでどこまで出来るか?といういい経験になりました。
結果としてもペース、タイム共に満足のいく結果で自信をつけることが出来た山行です。また人気のない2000m超えの岩場の登山道を一人で歩くのは、心細さと若干の恐怖があり、メンタル面でもいい経験が出来たと思います。
また一人で八ヶ岳を車で日帰り、というのもなんていうか「ハマったなー山」って感じです(笑)

第3位
黒班山(長野県東御市)
3月15日

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長野隊のひらさん、Sさんと登った残雪期の黒班山が3位です!
いわゆる6本で行けるスノーハイクですが、我が隊からすればもうそれは「雪山」な世界でその美しさに圧倒されました。
「キックステップ」「シリセード」「アイゼン装着のタイミング」「雪でお湯を沸かす」等、実地で訓練?も出来て勉強にもなりました。
天気もサイコーで本当に素晴らしい日になりました。
まだまだ本当の雪山には遠いですが、今年も残雪期にはいろいろ楽しみたいと思っています!

第2位
赤岳・横岳・硫黄岳(長野県)
9月14日~15日

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7月に義兄夫婦と行ったコースのトレースを親子で登った南八ヶ岳がエントリー。
稜線の山小屋泊ならではのサンセット&サンライズが思い出深い山行です。
天気にも恵まれ、9月の連休という混雑はありましたが、楽しい思い出となりました。二日間の行動も難なくこなし、体力も始めた頃に比べれば格段について来た実感もあり、充実した二日間でした。
また、素晴らしい写真もたくさん撮影できたり、偶然滑落遭難現場に居合わせ、緯度経度を書いたメモを渡すことができたり、と様々な体験をすることが出来ました。

第1位
槍ヶ岳(長野県大町市)
8月6日~9日

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当然といえば当然かと思いますが、それでも2位の八ヶ岳と迷いました。
長いスパンで計画を立て、系統立ててトレーニングと準備が出来、実行に移せたという面が大きく我が隊を成長させたと思います。
登山を始めた限りは誰でも憧れる「北アルプス槍ヶ岳!」に登れたということも単純に嬉しかったですし、大きな自信にもなりました。
初日と下山日は雨天でそれなりの大変さを味わいましたが、それもありきたりですが良い経験です。
親子登山も息子が中学生になり、正直「思い出作り」的側面もありましたが、今の所まだ登山を嫌がることはないので、次回は「奥穂・北穂」という計画も自然に立てています(笑)槍ヶ岳は数年以内に今度は表銀座縦走でまた再訪したいと思ってます!

登山歴1年半ちょい。
でも、今年でついに3年目になります。
もちろんですが、安全第一で今年も出来る限りチャレンジしていきたいです♪

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