Clouds Rest〜雲の上で

ヤフブロから移行(旧ハンドル:いぬどし)。 基本登山を中心とした山行記録、ギアなどの話。そのほか雑多な記事を書きます。

2015年01月

皆様こんにちは!

恐怖の(大げさ)人形山破線ルートを検証してみます。

元記事はこちら

概要

一般登山道が通行止になってしまい、人形山(タワ尾根)に登るには破線ルートしかない。破線ルートを登ったが、ちょっとありえないのでは?という超デンジャールートだった!(自分比)。
同じ場所を降りる自信がないままの登山。
しかし、帰りは巻道があり、そちらを使い事なきを得た。
持参した地図は「山と高原地図アプリ」(バッテリーは2回分持参)のみ。
少ない事前情報と破線を歩くには心もとない地図が今回の事態を招いた。

よって、十分な準備(自分なり)と情報収集をすると、どのような事実が浮かび上がるのか!?
検証してみた。

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地図1 山と高原地図アプリ 50000/1

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地図2 奥多摩登山詳細図 12500/1

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      地図3 国土地理院 地形図 25000/1


☆写真1、3の青丸、写真2の青と黄色の道、文字は後から私が付けたものです。

検証1
地図(山と高原地図&奥多摩詳細)のルートは(A)直登恐怖ルート、(B)巻道樹林ルート、どちらだったのか?

地図1の山と高原地図は地図2と比べると右側から廻って、崖近くを通っているように見える。
地図2はやや内側に見えるが、縮尺か違い、地図1が余りにも大雑把で同じルートか判断に迷う。
後で述べるが(A)は近年道が崩壊していて立入禁止の情報があった事、地図1は山と高原地図2012年版である事を考えると、地図1は(A)ルートであると思われる。

地図2は詳細図だけあって、直角に曲がる道など分かりやすく書いてある。
一見、登りの終了点へのルートが違うように見える。しかし地図2の終了点手前のギザギザ(九十九折)は登りも下りも同じ道を通過しているので、少なくとも今回検証ルートの上部は地図1も地図2も同じと判断できる。

となると、地図2のギザギザ手前の道は(A)(B)どちらなのだろうか?

仮説①
→地図記載ルート赤線は(A)直登恐怖ルート、加筆青ルートが(B)巻道樹林ルートである。
根拠
地図2の加筆青ルートの起点の右折は石段で(A)ルートの感触が強い(下の写真黄色矢印)。直進(下の写真赤矢印)すると確かに(B)ルートになっていた。
下の写真参照。

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仮説②
→地図記載ルート赤線は(B)巻道樹林ルート、加筆黄色ルートが(A)直登恐怖ルートである。
根拠
地図自体が昨年発売の新しいものである。
上記の右折後の左折が(B)ルート、直進が(A)ルート。

分岐点の下り方向の写真が無いため記憶によって左右されるが、感触としては仮説①が有力だと思っている。

また、この話を好日山荘の馴染みのスタッフさんに話したら貴重な情報を得ることが出来た。スタッフさん曰く・・・

✴︎階段ルート、階段自体倒壊してたハズ→確かに傾斜が不自然だったし、思い当たるフシがある。
✴︎石段手前に立入禁止の札があったハズ→分岐の写真を見せたら「あ、壊れてる」と・・・上の分岐写真の紫マル内。

この事を鑑みても仮説有力ではないかと。

検証2
また地図を比較して以下の事が分かった。

✴︎どの地図にも検証箇所に分岐のルート記載は無かった。
→地図で「二者択一」の判断は出来ない
✴︎「山と高原地図」は等高線が文字に遮られている箇所が多く、また50000/1だけあってミクロ視点では見にくい。
✴︎今回のコースは国土地理院の地図では道の記載は無かった。ネットで拾った地元役所の見解では「人形山への破線ルートは登山道として認定してない」という事の裏付けとも言える。

私的な結論

今回検証した二つのルートは、事前に「2ルートの択一」として認識することは困難であったが、もっとよく情報収集すれば、正規ルートが立ち入り禁止だったことが分かった可能性もある。
途中の階段の不自然な傾斜で「おかしい」と思えれば良かったが人工物であった為にルートを疑うことは経験上難しかった。
但し、引き返す決断も出来なかった訳ではなく、結果無事に通過出来たと楽観するのは良くない(だからこその今回の検証なのだが)。
25000/1地図とコンパスを使った位置確認は今回2ルートの存在が地図上で事前判断出来なかったことと、実在の2ルートが極めて近い場所に並行的に存在した為、危険回避としての手段にはならなかったと思う。その前に25000/1地図に正確な登山道を記入する(しかも地図に載っていない)のは難しい。
それでも装備的な面では一考の余地が十分あり、またルート選定も然り。

大変勉強になりました~。
大げさな検証になりました、つか完全に自己満足な文章ですが、幾分スッキリしました!出来ればもう一度同じ道を歩けばいいのですが、しばらくはもういいです(爆)

おつかれさまでした!>自分

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ここからしばらくは稜線歩きになる事は事前に調査済み。
多少のアップダウンはあるものの、雪の感触を楽しみながら歩きます。
「雪かぁ、ああめんどくさいなー」って思ってましたが、踏みしめてみると「コレだよ、コレコレ!」って感じです。それに雪の山はやっぱり綺麗ですよね。

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標高は低いですが、伐採されてる箇所もあり、いい眺めです。
これは途中で振り向いたアングルかな。

そしてそのあとに待ち受けていたのは・・・!!

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どどーーーーーーーん!!

奥武蔵とは思えぬ(失礼っ)絶景ポイントが!?

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あの白い山はなんでしょうか?
北八ヶ岳あたりでしょうか?

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あまりに素晴らしいポイントなのでここでお昼にします。
無風で気温もちょうどよく、奥多摩から奥秩父まで一望の絶景・・・そしてパーフェクトな晴天!!泊まれるなら泊まりたいくらいのポイントです。

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こんな感じですーー!!(手抜き)

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今回は山専ボトルで、カップヌードルとカプチーノを1杯ずつ。
両神山と右側の大持山を眺めながらイタダキマス。

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いやぁ、この稜線がいいわぁ。
もちろん、アルプスを始めとする名峰からの眺めには敵いませんよ?
でも、ここは奥武蔵でも「とっておき」といっていいポイントですね。
人も少なくて静か。
全行程通して4、5人くらいで全員ソロでした。
25分程休んで先へと進みます。

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しょうじくぼの頭って地図には載ってなかったなぁ。
この手前の「ヤシンタイノ頭」は見逃してしまいました。

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奥秩父山塊と一閃の飛行機雲。
この青空!!言うことなしです。

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南側斜面には岩がゴツゴツ張り出してます。
登山をしてて初めて「生の落石」を目撃しました。
サッカーボールくらいの岩がガゴガゴッっと音を立てて転がっていきました。
下には登山道は無いですが、あれに当たったら大変だ、と思いました。

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おーー鳥首峠!!
かと思いきや、登山者の親切なお言葉が!!
右折です。

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痩せ尾根風になっていきます。
途中道が不明瞭で不安になります。
ここで25000地図を持ってこなかったことを後悔。
気持ちは蕎麦粒山だったので、セカンドプランまで用意してなかった。
とにかくゆっくり進んでみる。

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雪が混じっててわかりにくいけど、よく見れば踏み跡が。。。

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雪岩ミックスなナイフリッジぃぃぃ!!
転ばなきゃ大丈夫だけど、転ぶと大丈夫じゃないな。これ。

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なんとなく大丈夫そうになってきた。
手強い下りでしたよ。
もっとヒドイ(笑)箇所もあったけど写真撮る余裕なかったです。

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この先に鉄塔があって(写真なし)、そこから北が大持山方面、西が大日高原方面・・・で東が進行方向の名郷方面・・・の筈だが道がない・・・

地図では鳥首峠は四差路になっているので、このあたりのはず。

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ここか!?
でも踏み跡がない・・

30m下ってみたけど、ここを越えると戻るのに難儀しそうな岩があり、戻る。
そしてちょっと先に進むと・・

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ここが鳥首峠だったぁ!!

25000地図だと鉄塔もあるから、わかったかな。
これも勉強になります。

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そうとわかればとっとと下ります。
九十九折なので、らくちん。

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ただ、途中で道がめちゃくちゃになってる所も💦
パズル的に楽しんで歩きます。

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やがて廃村らしき場所へ。
後で調べると、廃屋マニア的な人の間では話題の場所みたいですね。
中を見学したりするみたいです。

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トロッコ(鉱山用?)のレールのある場所を抜け・・

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JFEさん・・・大手の鉱業所だったんですね。

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林道をひらすら行きます。
少しは走れたのでまだ余裕あるのか?(いやない)

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名郷到着!!

帰りはさわらびの湯で汗を流します。

今回は急な予定変更でしたが、体力的も技術的にもトレーニングになった山行でした。思いの外の絶景にも出会えたし、何よりいい天気で満足度高い日になりました。

そして低山のストックが徐々に無くなりつつあり・・・
さて、どうしようかなぁ。
次週から2週連続で土曜日に山行けないので・・・
日曜日の山選びは難しい所です。

では次回は多分「人形山の真実」をお届けします~。



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皆様、こんにちは。
雪山装備ガッツリ持っている方は、スケールの大きなお山に通っているであろうこの季節。そんな中、マイナーな山ばかり狙う月間と化している我が隊ですが・・・隊、と言っても今回もソロ登山です。中学生は忙しいらしい。

今回狙ったのは、奥武蔵と奥多摩の境・・
有間峠→蕎麦粒山→天目山ピストン
だったのですが。。。

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ガーーーーーーーン!!

林道通行止でした。
何かのブログで有間峠まで行ける的なものを読んだ記憶がるのですが・・
((その先が通行止的な))
仕方ないのでセカンドプランにしました。

今回も地図読み&コンパス訓練を兼ねて地図を用意したのですが、残念ながら使いませんでした(>_<;)

セカンドプランは・・
名郷~蕨山~有間山(橋小屋ノ頭)→鳥首峠→名郷
の周遊です。
地図で見る限り、そこそこの距離と高低差、アップダウンも豊富で、土曜日のトレーニングとしてはなかなか良いのではないか?と思いチョイスしました。

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前回蕨山に登ったのは調べてみたら2014年1月25日・・なんとほぼ1年前でした(笑)確か登った日の数日前に遭難して翌週見つかった(残念ながら・・😢)登山者が居たことを思い出しました。が、歩いているときは極力考えないように・・💦

8:15名郷P→8:24登山口→8:52尾根→10:08蕨山頂上(休)→10:15発→11:04有間山頂上(橋小屋ノ頭)(休)→11:11発→11:35ヤシンタイノ頭(昼食休)→12:00発→12:07しょうじくぼの頭→12:13滝ノ入→鳥首峠手前LOST→13:02鳥首峠→13:46採石場→14:17名郷P

名郷の駐車場にて準備。
本当は有間峠まで行って「フォレスター&スタッドレス」の破壊力(?)を確かめたかったんですが・・・
料金は休日700円・・・ちょっと高いと思う💦

今回もおニューの24Lマウンテンハードウェアのザック。
そして、6本アイゼンとチェーンスパイクを携行。フリースとゲイター、保温ボトル、カップ麺等入れたらパンパンです。
結果、フリース・ゲイター・6本は使いませんでした。
でも、無いと不安です。

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最初はこんな感じ。
ウォーミングアップに丁度いいので、ペース早めです。

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登山口。
1年前の方が寒かった記憶が・・・
今日は暖かく、心配してた北風も予報通り収まってきました。

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蕨山は「急登の殿堂」と言われている通り(今勝手に名付けた)、最初から手加減無しの坂道が待っている。
調子もいいし、休まずに攻撃的に登っていく。
昨年は名郷Pから蕨山頂上まで2時間32分(コースタイムは2時間10分)もかかっているが今回は1時間52分。前回もそうだけど急坂の雪道&アイゼン装着時間を入れたら上出来だと思う。

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北側斜面を登っているので暗かったが、やがて陽の差すところに出る。
針葉樹は落ち葉が少ないので助かる(若干、落ち葉恐怖症?(笑))。

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稜線に乗っかりました。
2回目なので土地勘?ばっちり。左折です。

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しばらくは気持ちの良い稜線歩きです。
時折冷たい風が吹きますが、問題なしです。

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冬枯れの低山らしく、時折こんな眺望を見せてくれます。

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なかなかの高度感です。

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ここから岩場の急登です。
そしてちょっとだけ雪が出てきました。

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振り返るとこんな感じ。
ここは下山時は「危険マーク」。
納得です。
今回は鳥首峠手前が手強い下りだったので、慣れない人はやはりさわらびの湯方面に下山がベストチョイスでしょう。

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カチカチ感が出てきました!!

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早速ランチパックを装着し、チェーンスパイクを胃に入れます。
あ、逆です。

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アイゼンより簡単です。
爪は短いですが、6本爪アイゼンと比べて前方後方にも爪が付いているので、なかなかの安定感です。足裏全体でグリップするのと、雪のない場所でも比較的歩きやすいので(もちろん無いほうがいいけど)、雪あり低山にはオススメ出来ます。

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名言道標シリーズ①

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振り返る。
やっぱここを下るのはイヤ!!

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ブロ友登山隊のプロフに息子の好きな山「蕨山」とあるのは、この木の実が落ちているからです。ヤシャブシというらしいです。
買うと幾つかで数百円するんですよね。実際お店で見てびっくり。
本当はいけないのですが、数個だけ拾わせてもらいました。

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名言道標シリーズ②

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まるで雪山みたいです(笑)

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あと300m!!

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広い尾根道。歩きやすいです。

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登頂!!
ここでは登りのとき追い越された若者が休憩中。
なんとノーアイゼンで登ってきたとのこと。
自分には出来ないなぁ💦

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気持ちいい天気です。

すぐに出発。
さっきの地点まで戻り、有間山(橋小屋ノ頭)へ向かいます。

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途中頭上にヘリがやってきました。

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拡大するとこんな感じ。
青っぽいので県警ヘリでしょうか。
消防の「あらかわ」は赤かったと思います。

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途中、立派な東屋があり休憩にはうってつけ。
まだ先は長いのでここは攻めの姿勢を見せることとします。

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雪が深くなってきます。
いわゆる「つぼ足」。
トレースをつけてくれた登山者に感謝です。

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有間山までの間、数回にわたって急登、というか直登の道が出現します。
写真だと伝わらないのだけど「壁ドン!!」って感じです(?)。
とにかく慎重に滑り落ちないように登っていきます。
ここも下りたくないなぁ。

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有間山(橋小屋ノ頭)登頂!!
今日の最高点1163mです。
1000m超えても低山っていうんですかね?
それだと関西以西はみんな低山になってしまうんじゃ?

ここで全行程の約半分。
かなりの登りをガシガシこなしてきた割にはまだ体力的には大丈夫そう。

鳥首峠に向かって先を急ぎます。

つづく


ということで、2015年2回目の山行~東吾野駅-スカリ山-日和田山~で実践していきました。

現在地確認の手法を暗記したつもりですが、心配なので写真をiPhoneに入れていきました。

イメージ 2イメージ 1イメージ 3





山と渓谷
2014年
4月号が教科書






































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実際現場では、すっかりやり方を忘れてしまい、何度も見ながら実践しました。実際図解のようにコンパスを左辺合わせでぴったり置くのは難しく(地図は柔らかいので)それなりに慣れが必要。

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今回は現在地がある程度はっきりしているところで練習です。
現在地を確認するのにはっきりしてる、って変ですけど、練習ですから(^^;)

地図上で分岐の道があり、鉄塔も確認出来ます。
まずは、こんなシチュエーションですが、最初なので四苦八苦(笑)
何度もiPhoneを見ます。
図解の4まで実践すると・・
ちゃんと体が鉄塔に向きました!(あたりまえ)

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現在地確認2回目は、橋本山山頂、目標物武甲山。
遠方すぎて、地図の範囲外でしたが、地図上で武甲山の位置を推測し傾けます。
そして・・OK!!(多分!)

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3回目はユガテで行いました。
今回も現在地は「ユガテ」とはっきりしてます。
今度は目標物を推測します。
地図で見る限り、矢印が「スカリ山」であると推測します。
そして1発OK!!
おおおおお!?って感じです!

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4回目はスカリ山山頂にて。
目標物を地図上で探してみます。
現在地が分かっているので、こんな練習で役に立つのか不明ですが、コンパスの動きを体で覚えるにはいいと思う。

そして鉄塔のラインが少し角度をつけて変わるところを目標物とします。
矢印の左側(次の鉄塔)が少しこちら側に曲がっているのがわかるかと思います。

これも当たり前ですが、OKでした。
地図上で特徴のある目標物を探す方法をマスターしました(?)

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ラストは日和田山山頂を下ったポイント。
現在地は比較的はっきりしてます。
目標物は「物見山」。

さて、青矢印、赤矢印、どっちが物見山でしょうか?

青矢印でやってみました。
・・・あれれ?合わない!!

そして赤矢印・・・OK!!

でも、もし青矢印で「合わない」場合は・・
「現在地が憶測と違う」と判断するのが妥当?
でも、現在地がはっきりしているときは、対象物が「何か」(今回は物見山のピーク)が分かるってことか?

うーん・・・なんだかわからなくなってきた💦

ということで、こんな感じで練習は終了。
まだまだですね💦

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スカリ山直下のルーファイの答え。

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答えは「写真1」でした!!

山と高原地図の「北側ガレ」の文字で、北側から回るっぽい「写真1」が正解?と思ったものの、地図の等高線では内側から巻くようにも見える。
なので、安全そうな「写真2」を偵察に。
すると、暫くいったところで「違うかな?」と思い、特徴のある尾根の張り出しがあったので地図で確認・・・はい、違った~。

偵察から帰り、確信をもって写真1のルートへ。
あっという間に山頂でした。

このルートは逆から来るのがメジャーで、その場合は迷わないと思います。

そんなこんなでまだまだ修行は続きそうです(汗)

ということで(?)満を持して地図読み訓練を早速実施しました!

実際には山と高原地図を使って、なんとなく的に現在地確認をして居たわけですが、ここらでコンパスを使った基本の「現在地確認」をマスターしようというわけです。

参考にしたのは「山と渓谷2013年4月号」です。
かなり詳細に載っていますし、一通り読みましたが・・・
頭に入ったと思っても、体が覚えないと即忘れる!という加齢による?能力低下を実感した次第です(爆)

なので、今回はフィールドでの訓練!

その前に準備が必要です。

まずは25000分の1地図を手に入れます。
浦和の好日山荘に行くも置いてない。
馴染みの店員さんに聞くと、浦和の老舗書店「須原屋」の本店にあるという。
奥多摩の詳細図面(12500分の1)を購入し、さらに何故かタワ尾根に異様に詳しい店員さんに人形山情報を聞き出し(この話でいろいろな謎が解けたので、これもまた「人形山クライシスの真実」ということで別記事を企画します)、お店を後に。
そして無事に25000分の1地図をゲットしたのです。

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分度器と定規を使い「磁北線」なるものを引きます。
実際の地図の真北と、コンパスの刺す北のズレを修正するものです。多分。
角度は7度、5センチ間隔で引きます。
ちなみに用紙はカラーコピーでA3。使うルート分だけカットしてます。

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そしてルートを手書きで書き込みます。
ルートは「山と高原地図」を見ながら鉛筆で下書き、マーカーでなぞります。
驚いたことに登山道が書いてある部分と書いてない部分等があり、ゆっくりじっくり眺めないと訳がわかりません💦

それでもどうにか正確と思われるラインを引くことができました。

主要な山の名前は記載ありますが、当然スカリ山とかは記載もルートもありません。そこは林道の位置や等高線を見ながらフリーハンドで記入します。

地名や林道合流点、林道歩行ルート、エスケイプルート等をいろいろな色を使って書き込みます。

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完成したら100均で買ったA4ファイルに入れます。
紐も付けたかったですが、時間がなく工作は断念。
でも、紐は紐で邪魔かもしれないです。

そしてこれをどこにしまうか・・
すぐに出せないと意味ないですが、良く見るザックに吊るす方法はなんとなく危ない気がする。

そこで・・・

イメージ 4

ザックのショルダーに挟みました。
これは好日山荘の馴染みの店員さん(藪岩通)に教えてもらいました。
荷物が重くなければこれで大丈夫、と。
実践でも問題ありませんでしたし、めっちゃ取り出しやすかったです!

そしてコンパスは・・・

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これはショルダーのフックに「クロックスの携帯ホルダー」を装着し、そこに入れました。これも問題無し!!
なんか、めっちゃ玄人感の出るスタイルになりました(爆)
ハッタリ感が半端ないです(笑)

実行前日にバタバタ用意しました。
そして次回は実践編です(^^)v

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