12月29日 TV
2008年作品
監督:西谷弘
出演:福山雅治(湯川学)柴咲コウ(内海薫)北村一輝(草薙俊平)松雪泰子(花岡靖子)堤真一(石神哲哉)他
2008年作品
監督:西谷弘
出演:福山雅治(湯川学)柴咲コウ(内海薫)北村一輝(草薙俊平)松雪泰子(花岡靖子)堤真一(石神哲哉)他
解説: テレビドラマ化されるや大人気を博したミステリー作家・東野圭吾の「探偵ガリレオ」シリーズ初の長編で、第134回直木賞に輝いた同名小説を映画化。主人公のガリレオこと湯川を演じた福山雅治、彼とコンビを組む新人刑事役の柴咲コウをはじめ、テレビドラマ版のスタッフ・キャストが集結。湯川と壮絶な頭脳戦を繰り広げる天才数学者に『クライマーズ・ハイ』の堤真一、物語の鍵を握る容疑者役を『フラガール』の松雪泰子が演じ、一筋縄ではいかないドラマを盛り上げる。 シネマトゥデイ あらすじ: 惨殺死体が発見され、新人女性刑事・内海(柴咲コウ)は先輩と事件の捜査に乗り出す。捜査を進めていくうちに、被害者の元妻の隣人である石神(堤真一)が、ガリレオこと物理学者・湯川(福山雅治)の大学時代の友人であることが判明。内海から事件の相談を受けた湯川は、石神が事件の裏にいるのではないかと推理するが……。
原作既読、ドラマ未見です。
感想は「予想より良かった」です。
原作の出来が東野作品の中でもベスト5に入る名作だったので、映画化にはやはり危惧を覚えました。なにより、石神役が堤真一、と聞いた時点で「ああ、ダメだ」と。
その堤真一の演技が思ったより良かった点が、「予想より良かった」との評価になります。ただ「思ったより」の域を出ておらず、これはやっぱり脚本とキャスティングで堤真一自身は頑張っていたと思います。
原作通りもっともっさりとした柔道体型の不細工な男が演じていれば、その本当に哀しさが出ていたのではないかと思います。
映画なんだから演技力・・・での理屈もありますが、ビジュアルにする事自体、その点での効果は大きいと。
感想は「予想より良かった」です。
原作の出来が東野作品の中でもベスト5に入る名作だったので、映画化にはやはり危惧を覚えました。なにより、石神役が堤真一、と聞いた時点で「ああ、ダメだ」と。
その堤真一の演技が思ったより良かった点が、「予想より良かった」との評価になります。ただ「思ったより」の域を出ておらず、これはやっぱり脚本とキャスティングで堤真一自身は頑張っていたと思います。
原作通りもっともっさりとした柔道体型の不細工な男が演じていれば、その本当に哀しさが出ていたのではないかと思います。
映画なんだから演技力・・・での理屈もありますが、ビジュアルにする事自体、その点での効果は大きいと。
福山演じる湯川は賛否両論ですが、自分は良かったかな、と思います。
堤真一がどうにか石神役を「見せた」のも、湯川の「イケメン」レベルが高かったことによる相対評価である、と。もちろん堤真一もいい男ですが(^^
。
芝居がかった演技も原作の湯川に通じていると思います。
堤真一がどうにか石神役を「見せた」のも、湯川の「イケメン」レベルが高かったことによる相対評価である、と。もちろん堤真一もいい男ですが(^^
。芝居がかった演技も原作の湯川に通じていると思います。
柴咲コウ演じる内海刑事は、なんか良くわからなかった。
原作が男なのに、ドラマ・映画化に際して、勝手に性転換してしまう例はいくらでもあるが、今回は酷いな、と思った。キャラが描けてなくて、居ても無くても良い存在に思えてしまう。
原作が男なのに、ドラマ・映画化に際して、勝手に性転換してしまう例はいくらでもあるが、今回は酷いな、と思った。キャラが描けてなくて、居ても無くても良い存在に思えてしまう。
トリックについては、原作通りで、しかもちゃんと映画の中で理解出来るように描けていたので、良かった。
問題の石神の精神の深層については、原作を読んでしまったが故に、映画内できちんと描けていたのか判断に困る。ただ、仕方ないのだろうけど、花岡靖子への献身的な愛を貫く動機が弱いと感じたのは否めない。
辛口になってしまったけど、願わくばこの映画を見て、原作未読のファンが、原作を手に取って欲しいと思う。




