みなさまこんにちは。

半月遅れのレポになります。
ザ・秋雨週間とのことで、週末は仕事したり、家でまったりしたり、家事三昧したり、トカゲを入浴させたりしてます。

今回は私的におなじみの「棒ノ折山」です。
地味な奥武蔵の中では異色と言える山で、沢沿いのゴルジェ帯を抜ける面白みのあるコースがあります。

毎年この山はこの時期に個人的タイムトライアル体力測定を行っているのですが、今年は長野のゴッド、ひらさんと神奈川の健脚代表もろーさんをお迎えしてのおもてなし登山(ってほどでもない)です。
さらに、私の隊から、社長夫人「よしださん」を加えた4人パーティとなります。

もともとは有間峠に一台車をデポして縦走の予定だったのですが、直前で有間峠までの林道が通行止めとわかり・・・行程決めに四苦八苦したあげく(ピストンを避けたい個人的事情(笑))高水三山の二山、岩茸石山と高水山を経由し、成木に降りるルートを検討。
高水山直下の駐車場を検討したのですが、通じてる「なちゃぎり林道」がこれまた通行止め(T-T)

結局「成木の家」というトライアスロン関係のベースを探し、あちこち電話した結果、成木の民家の敷地内に無料で停めてもらう算段までこぎつけました(ノ゚⊿゚)ノ
もちろん、手土産はお持ちしましたよ!


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6:39さわらびの湯→7:08白谷沢登山口→8:16東屋跡→8:27発→9:06ゴンジリ峠→9:19棒ノ折山山頂→9:48発→10:19黒山→11:57岩茸石山→12:43発→13:11高水山→14:21成木(下山)

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成木でもろーさんと待ち合わせて、私の車をデポ。
さわらびの湯までドライブ。
ひらさんは前泊です。

顔合わせして出発!

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名栗湖。
もろーさんの話によればこの有馬ダムが出来る前は、このあたりから沢沿いの登山道を進んだとのこと。
まったく思いもよらない話です。

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私にとってはおなじみの登山口。
ここから白谷沢までは、山腹のトラバース道になるが、昔は一段下の沢沿いの道だったらしい。
つまり、現在の白谷沢沿いの面白い道がもっと長かったということ。
それなりの難路だったと予想できます。

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よしださんは初級者ですが、結構食らいついていきます。

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白谷沢入り口。
人気コースなので結構ひとが多いです。

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ここから色々手違いで写真が小さくなります(^^;)

コンパクトですが、楽しい道です。
でも、近年滑落による死亡事故も起きている場所なのです。
ここで一定の高度を稼ぎますが、登ってるー!という感じがしない楽しさがありがたいです。

ひらさん、もろーさん、60代組はもう意味がわからないくらいパワフルです!

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毎年必ず写真を撮るようにしてる看板。
マムシは見たことないけど。

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沢沿いの道が終わると林道へ抜ける階段。
これは昨年は無かったので、結構悪路でした。
ありがたいものです(^^)

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東屋跡。
少し休みます。

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トリカブトが綺麗です。

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岩茸石まで来ました。
ひらさん、元気です!
この岩、結構高度感があります。

ここから階段の急登を登ると・・・

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ゴンジリ峠に到着。
ここまで来ればあと一登り!

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登頂!!
5回目かな。
この山頂は全部晴天での登頂!!
広くて気持ち良い山頂ですが、南側が開けてたら文句ない名山になるような。

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東方面。
こっちはいつも霞んでますね。
今度は雪のあるときに登ってみようかなぁ。

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ノアザミが綺麗に咲いていました。

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ゴンジリ峠まで戻り、黒山へ。

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黒山から岩茸石山までは結構長い道のりでしたが、結構気持ちの良い道です。
でも、それなりのアップダウンの連続!
紅葉・新緑の季節なんか良さそうです。

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最近オープンしたらしい「やまびこ広場」。
高水三山方面が見渡せます。

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幾度の偽ピークを乗り越え、最後の急登です!!

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岩茸石山、一昨年の大晦日以来2度目の登頂。
奥多摩の入門的な山だけあって、すごい人出です(^^;)

ここで各々昼ごはん!

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ここからひと歩きで・・・

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高水山です。
地味な山頂です(^^;)

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常福院というお寺ですが・・・

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狛犬(耳が垂れてる)がいたり、鳥居があったり、神社と混在している不思議な空間でした。
もろーさんの解説によれば「廃仏棄釈」の名残だとのことです。

以下ウィキペディアより。

廃仏毀釈廢佛毀釋排仏棄釈、はいぶつきしゃく)とは、仏教寺院・仏像・経巻を破毀し、僧尼など出家者や寺院が受けていた特権を廃することを指す。「廃仏」は仏を廃し(破壊)し、「毀釈」は、釈迦(釈尊)の教えを壊(毀)すという意味。日本においては一般に、神仏習合を廃して神仏分離を押し進める、明治維新後に発生した一連の動きを指す。

もろーさんの博識はいつも漠然と登っている私にはとても勉強になります!

そして、ここからはひたすら下山!!

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マッターホルンも現れます!

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成木まで下山して、駐車させて頂いてる民家まで来てゴール!!

ソロで車だとなかなか縦走出来ないので、こういうパーティ登山はやっぱり縦走計画が楽しいですね。

結構な距離でしたが、よしださんも無事完歩出来ました。

そして、60代コンビの下山の技術に舌を巻きました。
まぁ、追いつかない追いつかない(^^;)

季節は秋。
本格雪山をやらない私なので、今後はこういう里山登山が多くなるでしょう!

次回は八ヶ岳です!