すっかり秋の気配は良いけれど、雨ばっかりで流石にそろそろすっきり晴れて欲しい今日この頃です。
では、5山縦走の続きです。
横岳のコースはこれで3回目。
一人では初めて。
初めての時は緊張した岩場だったけど、もう楽しめるレベルだ。
そして天気も回復基調。
出だしの不調さが嘘のように体が軽くなってくる(^^)
赤岳・中岳・阿弥陀岳方面は青空が見えてるものの、稜線上の人はガスの中だろう。
長めの鎖。
緊張もなく、楽しく登れる。
空はどんどん晴れてくる。
南を振り返ると、こちらもあっという間に天候が回復!!
うーん、この時間に阿弥陀岳に居れば・・・とは思うけど、そしたら縦走は無理だしなぁ。でも、後半戦が天気が良いのもいいものだ。
やはりこれをやらないと気が済まない(爆)
いつかミスるかも・・・(こわ)
楽しいアスレチックの先には横岳山頂!!
午後の登頂なので、赤岳方面に比べると、人も少ない。
でも、時間を考えると、あまりのんびりもしてられないので、コンパクトな休憩をしながら先へと進むのであった。
こうやって写真で見ると、とんでもないけど(笑)
素晴らしい高度感と絶景に心浮き立ってしまう。
いやぁ・・
危ないところって楽しいですね!!
八ヶ岳はやっぱ素晴らしい!!
ちょっと迷路みたいな登山道です。
スリリングなトラバース。
なんてことはないけど、悪天候だとやっぱり怖そう。
そして積雪期は・・・
考えるだに怖い・・・
やる気が感じられる、岩たち。
さて、硫黄岳山荘への下り。
初めてここを下った時はきついなぁ、と思ってたけど、駆けおりる様に下って行きました。終盤でここまで好調なのは・・死ぬ前触れなのか?と思ってしまいます。
硫黄岳山荘。
ここで宿泊する人も多いみたい。
初めて中に入ってみたけどなかなか良さげな山小屋でした。
この時点で15時。
普通考えたらありえない時間ですね(^^;)
もちろん赤岳鉱泉まで十分日没まで間に合う時間ではありますが。
初めてのルートだったらやらないかなぁ。
ラストの硫黄岳への登り。
振り返るとこれまで縦走してきた山々が一望!
今回・・午後の日差しの中の登山もいいなぁ、、と思いました。
もちろん早出早着が基本ですし、夏山は午後荒れる事が定番なのですけど、、
午前イマイチで午後にのんびり陽光を浴びて稜線歩きは、結構プレミアムな山行と言えるかもしれません。
硫黄岳名物、巨大ケルン。
はい、登頂!!
自分史上、サイコーの爆裂火口です。
いやぁ、他の惑星というか、具体的だと火星的な感じです(テキトー)。
午後の晴天爆裂火口を存分に味わうと、あとは名残り惜しきかな、下山の時間です。
赤岳方面にヘリが・・・
右往左往してたのできっと救助ヘリだったのでしょう。
そろそろこの絶景も見納めの時間です。
ここからオーレン小屋方面の道はまだ塗りつぶしてません。
いつか「八ヶ岳主脈全山縦走」やってみたいなぁ。
3泊くらいでいけるでしょうかね。
名残り惜しく、硫黄岳を振り返ります。
文句ない青空です!!
ここからの下山は結構長い道のりですが、大門沢に比べれば、もうなんでも来いっ!!って感じですよ。
コケの写真はつい撮影してしまいます。
途中、日の射さない登山道は結構暗く、少し焦りますが、まず道に迷わないコースなので助かります。
赤岳鉱泉到着!!
なんとか17時前に下山できました。
初の行動時間10時間超えです。
いやぁ、よく頑張った!
しばらくテントでゆっくりします。
夕食はカレーです。
小屋前のベンチの二人組にお声をかけて、相席をお願いする。
年の離れた男性同士だったので、てっきりソロ同士かと思ったら親子でした。
東京から来たYさん親子。
なんと息子さん(30代)は今回初めての登山とのこと。
息子さんから山をやるお父さんに声をかけ、連れてきてもらったとのこと。
なんか、絵に描いたような良い話です(^^)
すっかり意気投合し、一緒に宴会です(笑)
Yさん親子は小屋泊で、小屋飯なので、19時前に解散。
楽しいひと時を過ごしました。
赤岳鉱泉からの朝焼け
そんなこんなで思わぬハードな山行になった八ヶ岳。
とても良い山行になりました。
山に行く回数が減ったので体力面で自信が持てない昨今ですが、今回は後半が調子良く、長い行動時間をコナスことが出来ました。
また、途中のフレキシブルなコース選択やランダムでコンパクトな休憩もソロならではのスタイルを満喫しました。
秋山以降はあまり大きな山行計画は立てられませんが、来年に向け(早っ)地道にトレーニングしていきたいと思います!