Clouds Rest〜雲の上で

ヤフブロから移行(旧ハンドル:いぬどし)。 基本登山を中心とした山行記録、ギアなどの話。そのほか雑多な記事を書きます。

2014年07月

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早いもので槍ヶ岳2014計画まであと1週間となりました。
1週間後はもう寝てるでしょう(笑)

この時点での計画等。
以下以前のコピペですが、取り消し線で修正、赤字で追記。

8月5日
19:00 20:00 就寝
8月6日
02:00 起床
02:30 出発(さいたま市)
03:00 所沢IC
06:00 松本IC  セブンイレブン買い出し 車中で朝食
06:50 坂巻温泉着 駐車 準備
07:20 タクシーで上高地へ
07:40 上高地 家族の荷物預け/準備
08:10 出発
09:20 明神(家族と別れ、いぬどし隊のみでスタート)
10:10 徳沢 休憩10分
11:20 横尾 休憩10分 食事休憩
13:00 13:30槍沢ロッヂ チェックイン
→予算計画に変化が生じて素泊まり、自炊となります
20:00 就寝

8月7日
04:00 起床 準備
→自炊で朝食
06:00 05:15 出発(トイレタイム含む)
07:40 7:00 大曲
→東鎌尾根方面に行くか?多分行かない。
→帰路で行くか検討
09:00 8:20 天狗原分岐(休憩含む)
10:45 10:00 坊主岩小屋(休憩含む)
12:30 11:50 槍ヶ岳山荘 チェックイン 昼食
<<PM 機を見て頂上アタック>>
→アタックザックを購入すべきか?なんか以後使わなそう。
→買いました(^^;)
20:00 就寝
8月8日
04:00 起床 準備
<<機を見て早朝アタック>>
→ご来光狙いではなく朝日を見たい
→朝食はどうするべきか?お弁当は頼もうと思う。
→朝食、お弁当共に頼みます
→中岳/天狗原経由は行きたいけどキツそう。
→行きません💦
06:00 下山開始
07:50 天狗原分岐(休憩含む)
10:00 槍沢ロッヂ(休憩含む)
11:20 横尾(休憩/食事?)
12:00 出発
→疲れているのでゆっくりめ時間計算
15:30 上高地 家族と合流 休憩
→ちょっと遅いかな・・
17:30 坂巻温泉チェックイン
21:00 就寝(笑)
8月9日
予定未定(帰りますけど) 

こんな感じ。

検討・懸念事項

(1)今年は残雪が多いらしい軽アイゼンは必要か?
ポールは2人分持って行きます。
ギリギリまで情報集めますが、軽アイゼンではなくチェーンスパイクを携帯するかもしれません。

(2)虫は多いか?
赤岳でブヨに刺されて若干ナーバス。
大していないと思うけど、スプレーだけ持って行く予定

(3)ヘルメットは必要か?
65%持って行こうかな、と思っている。不要説も多いけど。

(4)簡易ハーネス?
これも迷う、重いし。1セットだけ持って行こうか。

(5)鍋の大きさ
大きめが楽かな。

実は今日、原因不明の熱(喉の腫れや咳等なし最高37.4度/平熱35,8度)で半休を取ったのだけど、身体もなんか心配だなぁ。これまでは結構好調だったのだけど。
まぁ考えても仕方ないので粛々と準備に入ります♪




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蛇骨岳まで行くかどうか・・・
Sさんは「行く4割/行かない6割」のテンションでしたが、前回行かなかったのと体力的に全然物足りないのと、Sさんの体力もまだ大丈夫、と判断して半ば強引に行く事に!!

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黒班山山頂からは歩いている人も減って、また違った山の雰囲気をSさんに感じて貰ったと思います。
それにしても蛇骨岳、仙人岳、鋸岳、Jバンド方面・・・ソソル形してるじゃないですかっ!!

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はい、蛇骨岳に着きました。
軽いアップダウンなので登頂!って感じではありませんが・・・

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近くに岩のカタマリが有ったので上から撮影。
奥は雲だらけでした。
なんか飛行機からの景色みたいです。

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ここで昼食にする事にしました。
日差しは強いですが風があるので快適です。
日焼け止めクリームも塗ってる事ですし(爆)

メニューは赤岳の時の完全パクリ
服部先生推奨のカレーとアルファ米、ソーセージ焼き。
ほんとこれウマい、、まぁコスパはイマイチかもですが(^^;)

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定番の高度感写真。
両足で立つのは勘弁して下さい・・・(^^;)

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蛇骨岳まで来ると地図上では「裏コース」で下山出来る事になってます。
しかし昨年の高原地図では2012年現在通行止め・・・
そこでちょっと偵察に行って見ると・・・
ロープがありました・・・ピストン決定です。

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見て下さい!!

私のこのリーゼントを!!

ではなく(爆)

奥の稜線を!!

ここからが本番!!って感じの登山道ですが・・・
Sさんの事を考え蛇骨岳を最終地点とします。


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名残惜しく、元の道で下山開始です。

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トーミの頭から見た草すべりを登って来る人々・・・
すんごいゆっくりでした(^^;)キツそー。
この日は今までの登山の中で一番暑かったかもしれません。

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帰りは気分を変えて「中コース」を行ってみます。

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これはなんでしょう。
自分で調べたら苦戦・・・ヤマボタルブクロ?でしょうか?

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中コースの良い所?は

登り返しが無い!

ですね(笑)

さっくり下山です。

今回初めて「積雪期」」「無雪期」両方を登った山になりました。
当たり前ですけど全く違う景色に自然の凄さを感じ取る事が出来ました。
素人ガイド登山ですが、今回二人だけですが良い勉強になります。

ただ、山で必要なものを揃えてもらったり、アドバイスを受け入れてもらったり・・というのはホント難しいですねー。
「本気でやれ!」って言う訳にいかないし。
連れられ登山でも、そこから山の魅力にハマる人もいるでしょう。
なのでやっぱり自分で出来る範囲内で今後もご一緒登山は継続するでしょう。ただ、一緒にグレードアップして貰わないとツマランのですけどね💦本音。

黒斑山/蛇骨岳
(2014/7/26) 
黒班山    2404m
蛇骨岳    2366m
単純高低差  431m
行動時間   5時間27分
歩行距離       7.52km










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8:19登山口→9:26避難小屋→9:43トーミの頭(休憩)→10:00発→
10:16黒斑山山頂(休憩)→10:27発→10:55蛇骨岳山頂(休憩)→
12:08下山開始→12:32黒斑山→12:43トーミの頭→中コース
→13:46登山口

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お待ちかね梅雨明け一発目は!
夏の黒班山となりました!
今回の山行は「ハードトレソロ登山」「知人案内ガイド登山」と迷いに迷って
後者となりました。
赤岳の疲れもありましたが、そろそろメンテ期間ってことで良いかな、と。

今回も息子は部活。
会社同僚のSさんと二人です。
棒ノ折山、西沢渓谷についで3回目のSさんです。

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Sさんのポール・ザックは私のです。
そろそろ買わさせないとな(爆)雨具もカッパだし。

2000m越えの登山口とは言えなかなかの猛暑。20度くらいでしょうか。
季節も季節なので日焼け止め必須!!でもSさんは「まぁいいや」的なテンション・・・結果・・・顔真っ赤で今日も痛いって言ってました。
こういうのは一度こうなった方が学ぶよね(ノ゚⊿゚)ノ(爆)

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黒班山は3月にチェーンゴッドひらさんと孤高のやんちゃアルピニスト(今付けた)S井さんと息子を連れて登りました。
皆さん残雪期の春山と呼びますが、私達には完全雪山冬山!!でした!

当たり前だけど、数ヶ月でこの景色・・・
自然って凄い!って思わぬ感動です。

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ここはひらさん達と滑って遊んだポイント。
今滑ったら全身傷だらけですね。笹で。

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これはシャクナゲですが、他にゴゼンタチバナが沢山咲いてました(良い写真無かったので(^^;))。

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浅間山ポイントまで来ましたが・・・ガスってる・・

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お!?でも流石!!
すぐにガスが取れてきました。
ていうか分刻みで出たり隠れたり・・・夏の天気なんですかねー。

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Sさんは苦しそうですが、なんとか付いて来てます。
私と同い年で、会社ではセンパイですが、ここではヒヨッコですな!!(爆)

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ちなみに前回の同じ場所からあたり。
たった4ヶ月前です。

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トーミの頭到着ーー。
思ったより楽勝でしたぁ♪

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遠方に北アルプス・・・
あれれ?雪が・・・槍ヶ岳の登山道情報も気になります。
軽アイゼンもってくのしんどいなぁ。

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さくっと黒斑山山頂です。。。

ちなみに・・・

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これは3月に来た時です。
掘り出しましたから1m以上は積もってたんですねー。

つづく




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赤岳鉱泉に帰ると、陽が射し天気が回復してきます。
ここぞ!とばかりに湿っぽいものを全て干しにかかります。
しかしその後夕立ち!
急いで取込みますが、結構乾かす事が出来て満足!

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赤岳鉱泉で汗を流し、外は雨なので小屋の方のご好意で炊事室で生ビールを頂きます。マムート印が光ってます!マムート製品買わないと・・って洗脳されつつあります(笑)

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夕食の時間は雨でした☂
テントの中で3人で頂きます。
次回は外で夕食を楽しみたいですね。

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そして夕暮れ・・・雨は止みこの天気です。
いやー、今回はおもいっきり山の天気は云々・・を体感致しました(^^)

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赤岳鉱泉の夕暮れ。
なんか暖かそうで、向こうもいいなぁ、なんて(笑)

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寝る前のひとりの時間。
これ、甘いコーヒーだったか、ビーフシチューだったか忘れました(爆)

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7/21 予報通り、一番良い天気の予感!!
でも下山しなくてはいけません。名残惜しいーーーー!!

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そうそうこの写真、順番的に上の写真のあとに撮影してるのですが・・・
なんか凄いスペクタクルに撮れてしまいました💦

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後ろ髪引かれつつ下山開始!!

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はい、お疲れさまでしたーーーー!!

なんですけど・・この3日目の下山が一番キツかった・・・
重量中ザックを背負っての下りは太ももにズンズンきます。
軽量化って大事ですねー。
ここは美農戸ですけど、美農戸口だったらと思うとゾッとしました💦

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昼食は有名店の「翁」でお蕎麦を頂きました。

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そして勝沼のワイナリーを見学して・・・
大渋滞のもと夜に帰宅致しました(^^;)

今回は義兄夫婦のナイスお誘いにより、素晴らしい経験が出来ました。
今後とも是非ご一緒したいと思ってます。
((コレ読んでませんけど))

赤岳/横岳/硫黄岳
(2014/7/19-21) 
最高地点     2899m
行動時間    19日 2時間26分
        20日 7時間45分
        21日 2時間31分
歩行距離        19日 約4km
        20日 約9km
        21日 約4km

ちょっと前の写真に戻ります💦

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これ合ってますかね?(笑)
北端の蓼科山まで縦走って・・・出来たら凄い!

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阿弥陀岳にも挑戦したいです!

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さぁ続きです。
地蔵まで来ました・・・
地蔵があるから地蔵尾根なのか、地蔵尾根だから地蔵が出来たのか?
予想では後者です(^^;)
ここに来る途中ですが、登山靴のソールが両方剥がれてしまった山ガールを発見・・・S郎さんがいろいろ駆使して応急処置をしました。
それでも、赤岳の稜線から下山するのは大変そう。
幸い仲間もいたのでゆっくり下りて行きました。

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さぁ、横岳に突撃です。
すると、、ガスがふわーーっと岩峰を霞める様に。。。
一種異様な雰囲気にちょっと興奮(笑)
一人だと不安になってたかも(笑)

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ハシゴ、鎖、岩岩岩・・・なかなか楽しすぎる登山道です。
それほど難易度が高い訳ではないですが、高度感があり、そこをクリアしていく訓練だいった感じでガシガシ先に進みます!

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ガスが立ちこめ、異様な雰囲気・・・
でもコレも異世界な雰囲気満載で自分にとっては絶景です!

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最高点奥の院かと思ったら三叉峰でした。

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今度こそ最高点の奥の院、横岳山頂です!
ここまで岩を巻いたり、変化に富んだ登山道で若干方向が解らなくなってます💦

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山頂を過ぎても気を抜けない道が連続します。

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特にココは高度感有りました!
晴天だったらもっとかな?

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高山植物の保護地帯です。電気、流れてます
人間対象かと思ったら対シカさんでした(^^;)

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ザレた登山道を下ると、硫黄岳小屋まで辿り着きました。

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硫黄岳山頂までは広い稜線で石だらけの道を行きます。
目印に大きなケルンが古代遺跡の様に道を示してくれています。
まさに今日みたいな天気の日の為の道標だと思いました!

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硫黄岳登頂!!
赤岳→横岳→硫黄岳縦走コンプリートです!
まぁ縦走と言っても軽いザックでしたので、サクサク歩けましたが(^^)v

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それましばらくガスっていた天気が、刹那青空を見せてくれました

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さて下山開始です。
私のiPhoneに「ゴォーという雨をもたらす雨雲接近」的な警報がウェザーニュースから送られて来たので急ぎます(結果まぁ下山までは大丈夫でした!)。

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赤岩の頭まで来ました。
右へ行くと未知の領域ですが、美農戸へ進みます。

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そして下り・・・K美さんが驚異的な下り能力を発揮します。
S郎さんは古傷が痛みゆっくり下り、私は中間・・・必死でしたがK美さんに追いつく事は不可能なミッションでした(^^;)

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下山しましたぁ!!
結構疲れましたが、6月の編笠山、権現岳よりは余裕がありました。

次回最終回?

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