Clouds Rest〜雲の上で

ヤフブロから移行(旧ハンドル:いぬどし)。 基本登山を中心とした山行記録、ギアなどの話。そのほか雑多な記事を書きます。

2011年09月

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もう既に「懐かしい光景」になりつつあります

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夜はこんな感じで寝ています。
が、顔を出したのは「演出」です(笑)
これから温度管理を再構築する時期です。
寒くさせないように頑張らないと。

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アップにするとヘビみたい(爆)

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子供の友達が軽井沢でニホントカゲを捕って来たらしく貰って来ました。
しっぽは捕まえた時に切れたみたいです。
大人でカナヘビより太いですが、寸詰まりでなんとなくカワイソウです。

カナヘビのケージに入れてますが、とりあえずエサを豊富に入れているので大丈夫でしょう。
日中は土に潜っている事が多いので、この写真は貴重かもしれません(^^;)

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雲が広がるも空が高くなった気がします

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儚い羊たちの祝宴
米澤穂信
新潮文

優雅な読書サークル「バベルの会」にリンクして起こる、邪悪な5つの事件。恐るべき真相はラストの1行に。衝撃の暗黒ミステリ。
夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が。優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つの事件。甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を冷たく痺れさせる。米澤流暗黒ミステリの真骨頂。(「BOOK」データベースより)

これは本当に面白かった。
この作者は「インシテミル」しか読んだ事がなかったが、これはまた前々空気の違う作品である意味サプライズ。
名家の令嬢、またはしの使用人、全て若い女性の一人称で物語は進んでいく。現代ではなく、昭和の何処かの時代という趣きで、なんとなく江戸川乱歩や横溝正史の世界を思い起こさせる。
設定自体もありえないものが多いにも関わらず、独特の語り口で読者を強烈に吸引していってしまう。どちらかと言えば好きな文体という訳ではないだが、そんな自分でもここまで惹き込まれてしまうくらいの内容だ。
全ての作品(5編からなる短編集)をお勧め出来るが、強いてあげれば「玉野五十鈴の誉れ」が強烈な印象を残す。
オススメ出来る本かどうか。。。個人的にはかなりヒットなのだけれど、グロテスクと言えばグロテスクであり(内容もあるけど、空気自体がグロテスク)そのあたりの耐性によるかもしれない。
見てはいけないもの、、でも見てみたい、という方は是非♪


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